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日本レーザー治療学会について


理事長あいさつ

日本レーザー治療学会 理事長
JR東京総合病院 院長
花岡 一雄

理事長

 この度、日本レーザー治療学会初代理事長を拝命いたしました花岡でございます。身に余る光栄と存じますと共にその責任の重大さで身が引き締まる思いでございます。
 レーザー医学は20世紀の医学・医療の発展に多大なる貢献をしてまいりました。前世紀の最後を飾る重要な医学・医療のツールでもございましたし、21世紀におきましても更に活躍する可能性を秘めたツールでもございます。
 日本レーザー治療学会は、低出力レーザー(LLLT)光線が「痛みの治療」領域における治療法として応用され、これを発展させる目的で1989年に発足いたしました。その後、痛みの治療のみならず多分野において、LLLTが応用されて、以来、22年間に渡って本学会が開催され、本年で23回目を迎えるまでになりました。LLLTの多様な生物作用をはじめ、その作用機序や臨床応用範囲など科学的に分析し、更なる発展を視野に入れたレーザー治療を研究する必要性を深く認識いたしております。
 その結果、単年度ごとの会長制から継続性を持たした理事長制を採用することによって、日本レーザー治療学会としてより優れた将来性を有する活動が可能であると確信いたしました。
 本学会の今後の発展性とともに患者さまの多分野にわたる治療に貢献できれば日本レーザー治療学会としても大きな喜びでございます。
 日本レーザー治療学会に対しまして、ご指導・ご鞭撻のほど宜しくお願い申しあげます。

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